2025年10月30日、日経平均株価は前日比17円96銭高の5万1325円61銭で取引を終え、2日連続で終値ベースの史上最高値を更新しました。
AI関連銘柄が引き続き市場を牽引
前日に続き、AI・半導体関連銘柄が強い買いを集めました。特にレーザーテックがストップ高となり、NECは米企業買収と通期見通しの上方修正を受けて13％超の急騰。これらの銘柄が日経平均を押し上げる原動力となりました。
一方で、構成銘柄の値動きには偏りが見られ、TOPIXとの乖離やNT倍率の上昇など、相場の過熱感を指摘する声も出ています。
円安進行と日銀の政策が追い風に
為替市場では1ドル＝153円台半ばまで円安が進行。日銀が政策金利の据え置きを決定したことで、株式市場には安心感が広がりました。輸出関連企業にとっては追い風となり、株価を支える要因となっています。
今後の注目ポイント
- AI関連銘柄の選別と過熱感の調整
- 米FRBの利下げ動向と米中首脳会談の影響
- 国内企業の対米投資拡大による中長期的な株価支援
🧠 まとめ
日経平均が5万1000円台を突破し、連日の最高値更新となったことで、日本株市場は新たな局面に突入しています。AI関連銘柄の勢いは目を見張るものがありますが、投資家としては冷静な視点で「本質的な成長力」を見極めることが求められます。
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